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 報怨行(達磨大師四行観)  

もし修行者が苦しみを受けたなら当にかく念ずべし。「我は無数劫の往昔より本を捨て末に従い、流浪して怨憎を起こし違反傷害限りなし。 今は犯すことなしといえども、悪業の結果熟す。  天に非ず。人に非ず。 与えられたる所を甘心甘受して全て訴訟するなかれ。」  経にいわく『苦に逢うて憂えず。 なぜなら識達するが故に』。  この心生じるとき理と相応す。 

怨を体し道に進む。  故に説いて報怨行という。