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  11,鈴木正三和尚(江戸時代)

「我は死ぬがいやさ故に、生き通しに生きて死なぬ身になりたさに修行するなり。われ死なぬ身にならぬ中は、生々世々をかけて修行せんと思う機をしかと持つなり」。

付記:昭和の大事業家、五島慶太翁は晩年病気に倒れ、苦しみのあまり「金はいくらでも出すから助けてくれえ!」と号泣したという。 東大卒で強引な仕事のやり方で「強盗慶太」とまで言われた猛者ですが、 いよいよ最後となると強気の人間もやはりつらい。

付記:石原慎太郎氏は最晩年に膵臓ガンで入院。 石原氏が医師に質問した「私の余命はどれほどありますか」。 医師いわく「あと三カ月」。 これには強気の氏も「神経が引き裂かれた!」とガツンと衝撃を受けた。 「心ががんじがらめになった」「信念がゆらいだ」という。  それでも「よし、では死んでやる」と開き直ったというからさすがです。   令和4年2月1日逝去、享年89才。